ナチュラニクスについて
目指す世界
私たちは、だれもが”自然に”電気にアクセスできる未来を作りたい。
私たちは、エネルギー・インフラの未来を変えていきます。そのために、過酷な環境でも劣化しない長寿命バッテリーを開発し、世界にとどけています。
電動化の恩恵を、本当に必要としている人々にとどけたい。
そのために、私たちは、挑戦を続けていきます。
電動化の進まない現実
電動化は、効率的にエネルギーを使用できることから、気候変動を防ぎ、地球を守り、人々の生活を豊かにするための鍵です。
しかし、暑い気候の地域では、EVにおける冷却システムのように効果的な対策を打たないと、リチウムイオン電池のバッテリーの劣化が著しく進みます。特に、スペースや費用対効果から冷却などの機構を持たない、2,3輪車用のバッテリーは、主な生産国の中国ではそうではなくても、東南アジアなど赤道に近い地域では、1年と持たず劣化することも珍しくはありません。
この状況を目の当たりにし、私たちは「本当に電動化の恩恵を受けるべき人々に、バッテリーが届いていない」と強く感じています。東南アジアやアフリカでは、電気を使うことで生活が劇的に向上する可能性があるにもかかわらず、技術の壁によってそのチャンスが奪われているのです。
ソリューション
だからこそ、naturenixは、長寿命で熱に強いバッテリーを開発しました。このバッテリーは、従来のバッテリーよりも耐久性が高く、暑い地域はもちろん、-30℃の過酷な環境でも優れた性能を発揮します。
高温環境下での寿命は、10倍以上、でも価格が数倍。それでは、気軽に電動化とは、なりません。
私たちは、この技術をサブスクリプションで提供することで、だれもが、手軽にバッテリーを利用いただけるサービスを、エンドユーザーにも、バッテリーが搭載された機器メーカーにも、BaaS/MaaSオペレータにも提供します。
自社の利益を優先するのではなく、いま目前にある二酸化炭素という問題に素早く対応するために、バッテリーシステムを提供いたします。
それが、持続的な電動化を加速することにつながるのです。
また、naturenixのバッテリーは、高温環境下でも、その長い寿命性能で劣化しにくく、頻繁な交換を必要としません。
これにより、どうしても避けられない製造時に発生する二酸化発生や環境への影響を最小限に抑えることが可能になるのです。
産業構造をアップデート
バッテリー産業を含む、従来のものづくりは、大量生産・大量消費のサイクルに依存してきました。短期間で使い切ることを前提に、大量に安く製造し、使い捨てる。これは、経済的にも、環境的にも持続可能なモデルではありません。
私達は、この構造を根本から変えたいと考えています。
naturenixはエンドユーザーだけでなく、様々な機器メーカーやOEMにバッテリーをサブスクリプション、レンタルで提供し、彼らはバッテリーの初期投資なしに、エンドユーザーに対して、バッテリーサブスクリプションサービスを提供することが可能となります。
電動バイクを例にあげると、そのコストの半分以上をバッテリーが占めると言われています。バイクメーカーは、車両を半額でユーザーに販売し、バッテリーサブスクリプションで継続的に売上を上げることができます。
使い捨ての時代は終わり、長きに渡り価値を生み出し続けるバッテリーが、ミライのエネルギーインフラになると確信しています。
バッテリーをエネルギーインフラの中心に
私たちは、バッテリーを単なる電源供給の一部品とは考えておりません。
バッテリーの寿命が伸び、通信や、エッジでのデータ処理など、技術が進化することで、その役割は劇的に変わります。
naturenixのビジョンは、バッテリーを主役のエネルギー・インフラを創造することです。バッテリーが持つデータを、OEMではなく、我々が業界全体に共有することによって、化学、電気、電子など様々な分野の技術の集合体であるバッテリーパックの技術革新を加速させる、オープンイノベーションを推進したいと考えています。
また、私たちのバッテリーは、その使用状況を継続的に把握し、他のバッテリーと比較することにより、劣化状況を的確に把握、シミュレートすることができます。それにより、現在価値がつきづらい、中古EVやバッテリーの価値を的確に算出することができ、二次三次流通を市場を支えることができます。そして、バッテリーのライフサイクルをさらに延ばし、二酸化炭素の削減に大きく貢献していきたいと考えています。
会社概要
会社名 | 株式会社ナチュラニクス naturenix inc. |
代表者 | 金澤康樹 |
設立 | 2015年5月25 日 |
累計調達額 | 148,580,187円(資本準備金含む) |
所在地 | 〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3横川倉庫2階 Center of Garage |
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